長編連載

社会見学バスの話・70 トイレ我慢巡礼路

解放されたバスの扉から、多くの女子生徒がパーキングエリアのトイレに向かって進んでいた。 脚の付け根を押さえ、太腿をすりすりと擦り合わせ、お尻を突き出してくねくねと揺すり、前かがみのつま先立ち。走るなんてもってのほか、これ以上スカートの奥に被...
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社会見学バスの話・69 都築朝香その3

(どうしよう、どうしようぅ、どうしようっ……) 朝香は、なおも困惑の中にあった。 ――もう我慢できない。 ――おトイレまで間に合わない。 ――オシッコが出ちゃう。 それは認めざるを得ない事実だった。というよりも、クラスメイトの目を盗んでペッ...
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社会見学バスの話・68 バスの中、羞恥のバケツ排泄

バスの中には、いまだ数名の生徒達の影があった。動く密室のドアが解放されてなお、募る尿意に席から動くことができずに『静』の我慢を強いられていた少女達である。 俯き、息を殺し、じっと動きを停めた少女たち。しかしその表情は先程までとは少し違ってい...
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社会見学バスの話・67 添田茜その2

「ひぐっ……ぐすっ……」 茜は、涙をこらえながらバスを降りた。一歩ごとにずぶ濡れのスカートからびちゃりと雫が滴り、たっぷり水を吸った革靴ががぼがぼと音を立てる。 オシッコに濡れた手のひらで頬に溢れる涙をぬぐい、しゃくりあげながら、ふらつく足...
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社会見学バスの話・66 三浦芽衣

里佳子の斜め前で、同じようにアスファルトの上に深く腰を落とし、うずくまったまま、それでも懸命に前に進もうとしているのは芽衣だ。 芽衣のスカートは大きくめくれ、可愛らしいおしりとまぶしい太腿が露わになっていた。 無防備な下着の股間を立てた靴の...
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社会見学バスの話・65 前園里佳子

……そう。バスを降りてすぐにトイレへと向かうことができた彼女達は、まだクラスの中では恵まれている方だった。バスの前部座席に座っていたためどうにかバスを降りることはできたものの、そこで身動きできなくなってしまった生徒達が少なからずいたのである...
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社会見学バスの話・64 バスの前に広がる水たまり

蓉子が女教師としての立場を全て失い、公衆トイレの前で屈辱の醜態を晒している頃――クラス担任に見捨てられた2年A組のバス周辺でも、ちょっとした騒ぎが起きていた。 4時間以上にも渡る密室から解放された制服姿の少女達は、バスの乗降口から飛び出し、...
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社会見学バスの話・63 女教師のオモラシ5

もはや女教師の頭の中には、オシッコをすること以外の一切に興味がなかった。蓉子は個室までの移動と同時に下半身をむき出しにしてオシッコの用意を整え、ドアが開くと同時、そこに飛び込んで放尿を始める構えだ。「んァッ、ぁ、ぁああっ、出る、出るぅううう...
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社会見学バスの話・62 女教師のオモラシ4

「んっ、んッ…はぁッ……ぁあ、ぁあぅ、ああっ……っ!! は、は、はやくゥ……っ、はやっ、く、早くぉ、おトイレ、いっ、入れてぇええェェェっ!!!! で、出る、ぜんぶ出ちゃうゥ、オシッコ、オシッコするぅ、するのぉ、……もうやだ、もう我慢できなぃ...
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社会見学バスの話・61 女教師のオモラシ3

「んうゥッッ……!?? ッぅもるぅっ、もるもる漏っちゃうぅう!! オシッコ漏れる、漏れるっ、もれるぅぅぅうううううううっ…!!」 異性ばかりがあつまる男性用トイレの中央で、あまりにもハシタナい大絶叫が響き渡る。 否、漏れる――ではなく、蓉子...